認知症の原因として考えられるもの

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認知症の原因として考えられるもの

脳血管性認知症やアルツハイマー型認知症など、認知症にはいくつかの種類があります。そしてこれらの認知症の原因もまた、多岐にわたっています。

認知症の主な原因としては

 ・脳に生じる「梗塞巣」と呼ばれる小さな傷
 ・染色体の異常
 ・一般身体疾患

などが知られています。
脳血管性認知症の原因となっているのは「梗塞巣」と呼ばれる小さな傷です。「梗塞巣」は脳梗塞の多発や、脳出血、動脈硬化などが原因となって発生します。脳血管性認知症の患者さんの脳には多数の「梗塞巣」が認められます。

この場合症状の重さは、傷の数の多さとは必ずしも相関はなく、傷が存在する位置が大いに関係します。特に影響の大きいとされる傷の位置は

 ・知能と深く関係している脳の部位
 ・神経経路

であり、小さな梗塞や出欠が起こると、症状が現れる場合があります。


老人性の認知症の代表格であるアルツハイマー型認知症の原因は、実はよくわかっていません。「老年認知症」とも呼ばれるとおり、老化が引き金となって起こる脳神経細胞の変性や萎縮によって認知症の症状が現れます。

ダウン症は染色体の異常が原因であることが知られていますが、ダウン症の人の脳の観察から、興味深い事実が明らかになりました。成人となったダウン症の人の脳を調べてみると、アルツハイマー型認知症の脳の状態よく似ていることがわかります。

また、ダウン症患者が中高齢になると、高い確率でアルツハイマー型認知症になることも知られています。このことから、染色体の異常と認知症の関連も研究されています。

さらに認知症は一般身体疾患の結果として、その症状が現れる場合があります。
例としては

 ・HIV感染
 ・頭部外傷
 ・パーキンソン病
 ・ハンチントン病
 ・ピック病
 ・クロイツフェルト・ヤコブ病
 ・正常圧水頭症
 ・甲状腺機能低下症
 ・脳腫瘍
 ・ビタミンB12欠乏症

などが挙げられます。