認知症の症状・原因・治療法を簡単解説!

説明 認知症は原因がまだ解明されておらず、また根本的な治療法も見つかっていないのが現状です。しかし認知症と誤認されやすい病気の中には、正しい治療により治癒できるものもあります。
今後、高齢化が急速に進む日本では、認知症の老人数は確実に増加します。そこで、認知症の種類や原因、具体的な症状、治療法を理解して、早期に正しく対応することが重要です。
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チェック 認知症の原因

・アルツハイマー型認知症
「老年認知症」とも呼ばれるように、老化により、脳神経細胞が変性したり萎縮することが原因となって生じます。

・脳血管性認知症
多発梗塞性認知症とも呼ばれ、脳梗塞(のうこうそく)の多発や、脳出血(のうしゅっけつ)が原因となります。 この他にも認知症の症状が現われる原因は多岐にわたっています。


チェック 認知症の症状

代表的な認知症の症状は
 ・見当識障害:自分のおかれた状況、すなわち時刻や場所や人に対しての見当がつかなくなる。
 ・一般的な知識の喪失:誰でも知っているような知識が失われてしまう。
 ・異常行動:妄想(被害妄想、嫉妬妄想など)、幻視(見えるはずのないものが見える)、徘徊など  ・性格、人格の急変:急に頑固になる。清潔だった人が、不潔な状況でも平然としている。
などが見られます。他にも特徴的な症状が現われます。


チェック 認知症の治療法

アルツハイマー型認知症に対しての治療法は、脳の老化を遅くするために「脳代謝改善薬」の長期投与を行ないます。また、脳血管性認知症に対しては、脳血管障害をこれ以上進行させないための薬剤を使用します。
その他には抗うつ薬、抗不安薬、向精神薬などを使う場合もあります。また、最近では記憶障害に対する神経伝達物質の効果や、ダメージを受けた脳細胞の再生に対しての有効性が期待される神経成長因子などの研究も進められています。


チェック 認知症と類似の症状の病気

認知症とは異なる病気で、認知症と非常によく似た症状が見られるものに「健忘性障害」があります。
また、行動異常や視覚異常などが発生するクロイツフェルト・ヤコブ病や、重度の記憶障害が起こるコルサコフ症候群、異常な行動や性格変化などが現われるピック病なども痴呆[認知症]と同じような症状が見られます。いずれも有効な治療法が見つかっていない難病です。